【FX】トラリピの豪ドルの評価損に思うところ
本日、豪ドルのポジションがぴったり150,000通貨となりました。
このところの下落で地味にポジションが増えました。
評価損益
評価損は、186万円となっています。
168万円です。
もしかして1,861円かもしれないと思って何度も見直してますが、何回見ても186万円でした。
トラリピ開始から累計140万円の確定利益を得ていますが、その実態はマイナス186万円の評価損。
システム上、マイナスになるのは分かってはいるのですが、数字を見るとけっこう思うところはありますね。
レバレッジによる運用額
運用額を計算してみます。
平均取得価格が87.78円で150,000豪ドル持っていますので、87.78円×150,000豪ドルで、11,817,000円を運用している計算になります。
口座額よりも多い理由は、レバレッジをかけて豪ドルを保有しているためです。
レバレッジ運用のリスク
レバレッジが魅力でFXに手を出したわけですが、ぶっちゃけた話、けっこう怖いです(笑)
株の信用取引と同じですね。
私の状況を分かりやすく言うと、豪ドル円が56円まで下がった時点で強制決済されるというリスクを抱えておりまして、それは、56円まで下がった時点で全てのお金を失うということです。
今75円だし、そこまで下がらないとは思っていますが、過去、リーマンショック時に一気に55円まで下落したこともあります。
下がらないとは言い切れませんよね。
加えて、可能性は低いかもしれませんが、急激な下落があると証拠金を超える損失が発生する可能性すらあります。
強制決済の金額を自分で決められるので、リスクをある程度コントロールしていると言えなくもないですが、やはり常に失うかもしれないという怖さは感じています。
(参考)レバレッジとは
レバレッジとは、取引金額に対する一定額を担保として資産額よりも多い金額の取引が可能になるというものです。
レバレッジ10倍であれば、1万円で10万円運用しているのと同じ効果が得られるというこであり、資金効率を高める効果があります。
しかし、レバレッジの倍率をあげるということは、比例して利益も損失も増えていきますのでリスクとリターンのバランスをよく考える必要があります。
自動取引を利用する理由
それでもFX自動取引を利用し続けているのは、
- 一度設定してしまえばあとは手間がかからない
- 許容リスクを自分で設定できる
- 確定損が出ない
- 安定して年間数%の利益を出してくれる
といった点でしょうか。
数年レンジ抜けの状態で放置していて、今年から再稼働させたこともあり、今年一年は、他の資産と比較しながらの様子見の期間と考えています。
継続して利用するのか、別な資産にシフトするのか、その方向性を一年かけてじっくりと決めていきたいと思っています。
今後の見通しと投資スタンス
さて、最近の豪ドル円の値動きです。
日足チャートを見ると見事な円高トレンドが出来上がっています。
オーストラリア最大の貿易相手中国となっており、豪ドル円は、中国経済の影響を受けやすいという特徴があります。(オーストラリアの輸出の30%、輸入の18%が中国)
その中国はと言えば、米中貿易摩擦の関係で非常に不安定です。
加えて、オーストラリアは利下げの可能性もあるらしく、豪ドル円は、より円高が進むのではないかと考えられているようです。
当面は円安は厳しいのですかね。
全く利益は出ませんが、これ以上のリスクは抱えられませんし身動きはできない状態です。
まぁ、ロスカットさえなければいいという考えで気長に円安を待ちたいと思います。