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子供に本を読ませるために行ったこと

先日子供に本を買ったのですが全く読んでくれなくて困っておりましたが、ニンジンぶらさげたら喜んで読んでくれるようになったお話。

 

 

買った本

買った本は、旺文社の「学校では教えてくれない大切なこと」シリーズ。「お金のこと」です。

お金のことを勉強してほしいなという私の願望を子供に押し付けるために購入しました。

 

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内容としては、お金の使い方、需要と供給、銀行の役割、景気変動、株式会社の仕組み、海外のお金、為替変動、税金、年金などについて書かれておりまして、広く浅く書かれております。

 

小学生にはちょっと難しい部分も含まれていますが、漫画なので絵から何となく理解はしやすく、お金に関して大雑把に知るにはいい内容だと思っています。

 

子供は本を読まない

しかし、うちの娘は数ページほど目を通して本を投げました。

 

そりゃそうですよね。

いきなり「お金のこと」なんて本を渡されて、どこの小学生が喜んで読むのかって話です。

今どきの小学生は、YouTubeにゲームにアニメにおしゃれに、とても忙しいのです。

 「本を読みなさい」と言われて、興味のない本を素直に読むほど小学3年生はチョロくないのです。

 

ニンジンぶら下げて本を読ませる

読んでみてって言っても読んでくれないし、一緒に読もうって言ってもヤダって言われるし、最終奥義の「ママと一緒に読んでみたら?」を使っても「その本おもしろくない」ってきっぱり言われちゃったし、何より妻が一番嫌そうな顔をしていてメンタル弱い私の心はもうボロボロ。

 

もう私の力ではどうにもなりません。

ということで、お金の力で本を読ませます。

 

うちの娘。貯めたお金見てニヤニヤしてるくらいお金好きですからね。

間違いなく釣れるだろうと確信してました。

 

釣った内容は、

本を読んだ後に、私が出す本の内容のクイズに全部正解したらお小遣いを1,000円あげるというもの。

 

はい。

数時間で読み終えました。

しかも、内容を概ね理解していました。

 

すごくないですか。

7〜8ページくらい見て、一度はおもしろくないと投げた本を真剣に読んで理解したんですよ。

 

子供なりに一気に読んで答えるのは難しいと分かっていて、「1章読むごとにクイズ出してもらってもいい?」と言って、真剣に読んでくれました。

 

意地悪のつもりで、銀行の役割とか、需要と供給に関して大雑把なクイズも出したのですが、ちゃんと答えました。

 

お金ってすごい(笑)

 

ニンジンぶら下げるデメリット

ただし、当然この方法にはデメリットがあります。

 

自分も内容を理解しないといけない

クイズを出すために、あらかじめ自分も内容を把握しないといけません。

今回は漫画だったから短時間で読めたけど、読んで欲しいのは普通の本。

普通の本を読まれたら、私がかなり苦しい。

 

無駄にお金がかかる

お金がかかります。

子供に読ませるのに1,000円の経費がかかるので、本代+1,000円の支払いになってしまいます。

私のお財布にとても厳しい。

 

子供に仕組みを悪用される

当初の狙いは、お金の本を読ませるだけだったんですけど、どうやら「学校では教えてくれない大切なこと」シリーズにハマってしまったらしいです。

児童館にも置いてあったようで1巻を児童館で読んで、第2巻を買ってくるようせびられました。

 

普通に考えて、児童館にあるなら児童館で読めばいいじゃないかって思いますよね。

 

子供的には、「おもしろいから読みたい」+「読んでクイズに正解すればお金もらえる」ので、児童館で読むより、家で読んだほうが得という結論に至ったようです。

意外と頭いいな。

 

「読んでクイズに正解したらお小遣い作戦」は、お金に関する本だけのつもりだったのですが、私が買った本全部に適用されそうな感じになっていますね。

 

まぁ、お金に関する本なら喜んで買ってやるんですが、「学校では教えてくれない大切なこと」シリーズの第2巻は「友達関係」です。

そんなの休み時間と放課後に勝手に学べやと思いつつ、本を買ってきてクイズを出せるように夜更かしして本を読んだ父親であった。

 

さいごに

子供には、小学生のうちに、本を読んで知識を得ることが楽しいと思ってもらえればうれしいですね。

 

学校では教えてくれない大切なこと3お金のこと

学校では教えてくれない大切なこと3お金のこと